Fv Data Platform
freee・board・Backlog を毎朝1つに集約し、各役割へ正確な数字を配信するデータ基盤。
SaaSに分散したデータ → 朝8時に集約され、経営・PM・経理が同じ数字を見る状態月次の手集計 → 毎朝自動更新(PL・案件・キャッシュフロー)
見るだけAI難易度 4/5Supabase Edge Functions (Deno) / PostgreSQL 17 / pg_cron
このPoCから得た実装知
- 1アプリから各SaaSを直接叩かず、raw/martの基盤を1つ挿むと壊れにくくなる
- 2同期は失敗前提。自動リフレッシュ+3回リトライ+Slack通知で自己回復させる
- 3機密データ(給与・売上)は基盤側のRLS・ロールで閉じ、アプリ実装に依存させない
判断材料
- AI 権限レベル
- 見るだけAI
- 想定対象部門
- 経営管理部門PM経理
- 扱うデータ
- freee会計freee人事労務boardBacklogSupabase
- 人間の承認
- 不要(閲覧・通知のみ)
- 失敗時の止め方
- ソース(freee/board/Backlog)からは読み取りのみ。書き込みは自社Supabaseに限定。同期を止めてもデータ更新が止まるだけで、源泉のSaaSには影響しない
- 導入難易度
- 4 / 5
- 初期導入期間
- 1〜2ヶ月(接続するサービス数に依存)
- 必要な社内担当
- 情シス・データ担当各SaaSの管理者(freee/board/Backlog)
- 連携対象 SaaS
- freee会計freee人事労務boardBacklogSupabaseSlack
- 最小構成
- まず1サービス(例: Backlog)を日次同期し、1つのmail・mart(例: ベロシティ)を作るところから
- 横展開先
- 経営ダッシュボードPM Dashboard入金消込給与チェック勤怠管理
このPoCが向いている会社
以下に1つでも当てはまる会社では、効果が大きい。
- 業務データが freee/board/Backlog など複数SaaSに分散している
- 役割ごとに「正しい数字」を出すのに毎回手集計している
- 経営・PM・経理が別々のスプレッドシートを見ている
- 給与・売上など機密データを含み、誰が何を見られるかを厳密に管理したい
経営インパクト
Before
業務データが各SaaSに分散し、役割ごとに正しい数字を出せなかった
After
朝8時までに4サービスからデータを集約し、各役割へ正確な数字を配信
- 削減時間
- 月次の手集計 → 毎朝自動更新
- 減ったリスク
- 数字の食い違い・手集計ミスの低減、機密データのアクセス制御
- 判断の改善
- 月次PL・案件health・キャッシュフローを毎朝の判断に使える
- 横展開できる型
- raw/mart/meta の3層データ基盤(1基盤 → 多アプリ)
このデータがあれば、これができる
最小構成 ─ まずここから
INPUT DATA
- ▸1つのSaaSのAPIキー/OAuth(例: Backlog)
- ▸Supabaseプロジェクト
YOU CAN DO
- ▸日次自動同期
- ▸1つのmail・mart(例: 開発ベロシティ)
- ▸同期状況の可視化(sync_status)
発展構成 ─ ここまでつなぐと強い
INPUT DATA
- ▸freee会計/人事労務・board・Backlog のOAuth
- ▸Slack Webhook
YOU CAN DO
- ▸月次PL
- ▸案件サマリー(health_score)
- ▸日次キャッシュフロー
- ▸入金消込(5段階マッチング)
- ▸ロール別アクセス制御(admin/manager/pm/accounting)
- ▸Slack日次サマリー
Pain — どんな痛みがあったか
経営の痛み
- 月次PLやキャッシュを見るのに集計待ち
- リアルタイムに数字が分からない
PMの痛み
- 案件の予算・進捗・遅延が board/Backlog に分かれて全体が見えない
経理の痛み
- freeeとboardの突合が手作業
- 給与など機密データの取り扱いに気を遣う
情シス・データ担当の痛み
- 各SaaSのAPI・OAuth・同期失敗対応が属人化していた
Intent — なぜ作ったか
各SaaSに分散したデータを1つに集約し、役割ごとに「正しい数字」を毎朝届ける。用途別アプリは個別にAPIを叩かず、この基盤だけを見ればよい状態にする。
最初の1週間でやること
- 接続する1サービス(例: Backlog)を決める
- OAuth/APIキーを発行し日次同期を回す
- 1つのmail・mart(例: 開発ベロシティ)を作る
- sync_statusで同期の成否を毎朝確認する
やらないこと
- いきなり全サービスを繋がない(1つずつ)
- アプリから各SaaSを直接叩かない
- 給与など機密をアプリ側のRLS頼みにしない(基盤で閉じる)
- クライアントにservice_roleを露出しない
費用対効果の考え方
- 役割別の手集計にかかる工数
- 数字の食い違いによる手戻り・不信
- 月次締めの遅れ
- 機密データ漏洩リスク
このPoCの位置づけ
業務データ基盤の代表事例 — 1つ集約すれば、多くのアプリが正しい数字を見るだけになる
各SaaSに散ったデータを毎朝1つに集約。経営・PM・経理が同じ正しい数字を見る。
導入前チェックリスト
商談前に、自社側でこの 5 点を確認しておくと検討がスムーズに進む。
対象となるデータは、自社のどこにあるか
この PoC が扱うデータ: freee会計 / freee人事労務 / board / Backlog / Supabase
そのデータの更新頻度はどれくらいか(毎日 / 週次 / 不定期)
人間の承認が必要な操作は何か
この PoC は閲覧・通知のみで、書き込みは行わない
想定どおり動かないとき、止める方法はあるか
この PoC の止め方: ソース(freee/board/Backlog)からは読み取りのみ。書き込みは自社Supabaseに限定。同期を止めてもデータ更新が止まるだけで、源泉のSaaSには影響しない
社内の担当者は誰か(運用・データ・承認の窓口)
想定担当: 情シス・データ担当 / 各SaaSの管理者(freee/board/Backlog)